チャイナタウンの主とバイオハザードに潜入した話
こんにちは!
ハイスクール留学白書、編集者の Kitty です!
今回はチャイナタウンの主とバイオハザードに潜入した話ということで、タイトルからしておお?っという感じではありますが、私と mio でカナダ・バンクーバーに留学して2カ月ほどの頃に、ホームレスや危険ドラッグが横行しているとても治安の悪いチャイナタウン周辺に、ちょっと変わった先輩(チャイナタウンの主(ぬし))と共に行ってきた日の1日をお話しようと思います!
日本の中華街と違い、バンクーバーのチャイナタウンは治安があまりよろしくありません
チャイナタウン周辺に入ると異様な雰囲気で少し怖いです
特に観光地で有名なギャスタウンをちょっと東に抜けたあたりのヘイスティングストリートにはホームレスがあり得ない程たくさんいて、歩いて通るのはとても危険です!
今回はチャイナタウンに精通している方と一緒に行ったのでみなさんは行かないことをお勧めします(笑)
なんでチャイナタウン?
同じ学校の日本人留学生の先輩でアーティスティックなちょっと変わった方がいました
その先輩はよくチャイナタウンや少し変わったマーケットに行き、古着や骨董品をコレクションしている方で、不思議な雰囲気をかもしだしていました
私と mio で話しているときに何かの流れで、その先輩(チャイナタウンの主)の1日に密着してみよう!となったんです(笑)
チャイナタウンの主(以下主)についていったら面白そう!
普段は近づけないチャイナタウンにも主と一緒なら安心!!
と思い、あくまでも主の行動についていくという形で、休日に一緒に出掛けることになりました
出発!!
当時、3人とも寮に住んでいたので学校の前で待ち合わせをして出発しました
私たちの学校はノースバンクーバー。
チャイナタウンなどがあるバンクーバーの中心地まではバスまたはシーバスで30分ほどかかります
主は何とも言えない個性的かつ芸術的な服装で登場しました
すべてアンティークでブーツはかなりの重さがあるそうです
学校を出て、バスで目的地に向かうかと思いきや、学校から少し歩き、小道にあるベーカリーに立ち寄りました
学校の近くにこんなベーカリーがあったのか...と早速新しい発見を見せてくれました
その後また少し歩き、小さなホームセンターで植物を鑑賞し、シーバス乗り場まで歩いていきました
シーバス乗り場には市場があり、そこで私と mio は割り勘して一緒にポップコーンを買いました
ポップコーンを片手にシーバスに乗り、バンクーバーへと向かいます!
シーバスは約10分でノースバンクーバー(Lonsdale Quay)とバンクーバー(Waterfront Station)を結んでいます
シーバスに乗ると主が何やらゴソゴソとしだしました
みてみると、ずっと持っていた中くらいのカバンのようなものを開くとなんとそれはレコードプレーヤーだったのです!
シーバスのコンセントに繋ぎ、レコードを聴き始めました
シーバスでレコードを回している人を初めて見ました(笑)
イメージ
バンクーバーに到着!!
Waterfront 駅を降りるとギャスタウンです。ギャスタウンは人気の観光地でKpopアイドル、TWICEのLIKEYのMVロケ地でもあります。全体的に古めの建物が立ち並んでおり、ノスタルジックな雰囲気です。
レコードを聴きながらあっという間にバンクーバーに到着しました
市場で買ったポップコーンは、食べますか?と1回主に言ってからいつの間にかほとんど主が食べていました(笑)
バンクーバーに到着すると、Waterfront駅のすぐ近くにある古い建物に入っていきました
どうやらそこはセレクトショップのようなアンティークショップのような、いかにも主が好きそうな不思議な雰囲気をかもしだしているお店でした
そのお店に主と入り、地下に降りるとそこにもなんとも不思議な商品がたくさん並んでいました
地下の奥には占い師がいてどうもオカルトチックなものもたくさんありました
自分では絶対に入らないようなお店です
主は店主とも仲良く会話をし、聞くと、どうやら主が作ったアクセサリーを販売してもらっているようで...
日本人留学生の高校生がカナダのお店で自分の作ったアクセサリーを置かせてもらっているなんてすごいですよね(笑)
主の行動力とコミュニケーション能力、そして独特なセンスに感銘を受けました
その後、チャイナタウンに行くかと思いきや電車乗り場に向かい、電車に乗りました
次の目的地は...?

Vancouver Flea Market 大きな倉庫のような建物です
電車に乗り、次に向かったのは Vancouver Flea Market。
フリーマーケットです
フリーマーケットと言っても日本でよくある公園で一般人が古着や手作りアクセサリーなどを売っているような感じではなく、まさに本来の Flea Market (蚤市)といった感じで独特のにおいがする、骨董品がたくさん並んだ市場という感じでした
フリーマーケットはかなり広めで、入場料が数ドルかかりました
出口付近にはホットドックなどを売っている売店もありました
主はフリーマーケットをじっくり鑑賞し、結局タツノオトシゴの標本のようなものを購入していました
広く、様々な商品が並んでいるので骨董品やオカルトチックなものなどが好きな方にはとてもいい場所だと思います
私と mio は何も買いませんでしたが、珍しいものばかりで新鮮でした
そろそろお昼時...
フリーマーケットを出発し、メインストリートに出て、マクドナルドで昼食です
マクドナルドはコスパ最強!!でも主にしては普通なメニューですね(笑)
いよいよチャイナタウンへ...

チャイナタウンの門
昼食後、メインストリートにあるレコードショップに寄り、いよいよ本日の最大の目的地、チャイナタウンへと向かいます!
チャイナタウンも場所によってはお洒落なカフェがあったり、アジアンスーパーや猫カフェなどが入っているショッピングモールがあったりと楽しむことはできます
しかし、全体的の雰囲気としてはどんよりとしていて中国人でさえ近づかないような場所です
チャイナタウンをしばらく散策し、イーストヘイスティングストリートの方へと向かうとだんだんとホームレスが増えていきました
治安が悪い場所の特徴でもある、街が汚い、建物の窓に鉄柵がある、ホームレスが多い、叫んでいる人がいる。のすべての条件をクリアした区域に入るとそこはまさに...
リアルバイオハザード。
ゾンビのようなホームレスたちが支配する街です
そこにいるホームレスたちはダウンタウンや観光地で物乞いをするホームレスとはどことなく雰囲気が違い、どんよりと、まさにゾンビといった感じです
主を先頭に少し道を歩くと、ホームレスたちが道の脇に座り、地面に商品?を広げ商売をしている通りがありました
どれも商品とは言い難いガラクタで、きっとどれもどこか道端で拾ってきたものでしょう
しかし、我らが主はその商品をじっくりと見始めました
ゾンビ商店街でショッピングを楽しむ主。
その後ろについて周る観光客のような私たち。
なかなかみれない光景です(笑)
主は構わず値段交渉。
誰がこんなものを買うのか、というものばかりでしたが、供給があれば需要もあるんですね
そんなゾンビ商店街を抜け、肩すれすれでゾンビとすれ違う程ゾンビの人口密度の高い狭めの歩道を主を先頭に一列で歩いていると、いきなりすれ違うときにゾンビが先頭の主の目の前にわっ!と驚かすように出てきました
しかし、さすがの主。全く動じず。
後ろにいる私たちでさえ驚いたのにさすがすぎます(笑)
そういうホームレスも結構いるようです

East Hastings Street 建物に落書きが多く、雰囲気もどんよりとしています
え、、??撃たれた??!!
さて、そろそろチャイナタウンも終盤に向かい、帰ろうとしていた時、いきなり主が
『ヴぅ...』
と右腕を抑えながら苦しみ始めました...
え??
何が起きたのかわからない私たちは誰かに撃たれた??!と思いましたが銃声なんてしていないし...
大丈夫ですか?と聞いても主は答えず、困惑する2人。
そのまま右腕を覆いながら近くにあったカフェに駆け込む主。
カフェに入ると店員さんに声をかけた後、店の奥へと入っていきました
私たちも続いてカフェに入り、とりあえず飲み物を注文
店の奥から帰ってきた主に何が起きたのかを聞くと、なんと鳥の糞が命中してしまったらしい...
カフェのトイレでコートに付いた鳥の糞を洗ったそうです(笑)
最後まで面白くてシュールなチャイナタウンの主
ディープすぎるバンクーバーでの1日密着、ありがとうございました!(笑)
まとめ
今回はまだカナダの高校に留学して2カ月経ったくらいの頃に、 mio と私でチャイナタウンの主(ちょっと変わった日本人の先輩)の1日に付いていった話をしました!
バンクーバーも色々な過ごし方があるんですね!
フリーマーケットやゾンビ商店でのショッピングなど、私が行ったことがない、ローカルでも行かないようなディープなバンクーバーを見ることができてとても新鮮で楽しかったです(笑)
(その後も行くことはありませんでしたが 笑)
バンクーバーに住んでいる方は、チャイナタウンや、イーストヘイスティングストリートらへんは違法ドラッグが横行しており、ホームレスも多く、治安最悪なとても危険な区域なのでくれぐれも近寄らないように気を付けてください!
※今回は主と一緒だったので行くことができました
歩いていたらドラックを売ってきます。本当に。
『主』こと日本人の先輩はとても独特な世界観をお持ちの方で、1学期に1回ある学校の展覧会では毎回、主のコーナーが出現し、主の骨董品や作品コレクションが展示されていました
生徒の自主性や長けているところを尊重し発表の場を与えてくれるのも海外の高校ならではなのではないでしょうか
休日の過ごし方も人それぞれ、留学中には勉強以外にも色んな場所に行き、色んな体験をしてみてください!
最後まで読んでくださりありがとうございます!
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